11月20日の記事では「オートレ」について少し書かせていただきましたが、今回はその続きのお話を少ししようと思います。前回はオートレの流れというか、眼をどういう風に鍛えていくかということを紹介しました。今回は「読書速度」と「読解速度」についてお話します。
速読上では「読書速度」と「読解速度」という2つの言葉を使い分けています。「読書速度」は普段の本を読むときの速度を意味し、「読解速度」は文章を読んだ後に設問に正しく解答できる速度を意味します。当然ですが、どちらか片方だけ突出して速くなってもあまり効果的ではありません。両方をバランスよく鍛えていくことが「速読」の大きな目的です。前者の「読書速度」を鍛える目的で行われるものがオートトレーニング(通称オートレ)なのです。眼を上下左右に速く動かす、視野を広く保つ練習を行う、流れて来る文章を眼で追いかける、複数表示される単語を一度に眺める...というのは眼の能力を鍛えるものです。ですので、オートトレーニングはある程度理解のレベルを無視して、速さに重きを置いて行われる作業です。
ではなぜ眼を無理矢理速く動かしたり、理解が追いつかないような速いスピードで文章を読むのかというと、それは人間の「慣れ」というのは【外からの刺激を受ける→脳みそが慣れる】という風な順番になっているからです。無理矢理速く読むという行為を繰り返しているうちに、段々と少しずつその速さに眼が慣れ、脳みそが慣れ、文字や文章が速く読めるようになってくるというわけですね。
うーん...なかなか信じられないようですが、数値を見ると全員に効果が出てるのが明らかにわかるので驚きです。
やはり何かを始める前の準備であったり、ルーティーン、ウォーミングアップは大切なんですね。(ラグビー日本代表の五郎丸選手もキックの前にルーティーンをとっていましたね。)
勿論、「読書速度」だけ速くなったところで、文章が速く読めて長文が素早く理解できるようになるかというとそうではありません。 「読解速度」も同時に鍛えていかなければなりません。そしてこの「読解速度」を上げる中心的なトレーニングが「解くトレーニング」と呼ばれるものです。
この続きは「解くトレーニング」の話を織り交ぜながらしたいと思います。
速読上では「読書速度」と「読解速度」という2つの言葉を使い分けています。「読書速度」は普段の本を読むときの速度を意味し、「読解速度」は文章を読んだ後に設問に正しく解答できる速度を意味します。当然ですが、どちらか片方だけ突出して速くなってもあまり効果的ではありません。両方をバランスよく鍛えていくことが「速読」の大きな目的です。前者の「読書速度」を鍛える目的で行われるものがオートトレーニング(通称オートレ)なのです。眼を上下左右に速く動かす、視野を広く保つ練習を行う、流れて来る文章を眼で追いかける、複数表示される単語を一度に眺める...というのは眼の能力を鍛えるものです。ですので、オートトレーニングはある程度理解のレベルを無視して、速さに重きを置いて行われる作業です。
ではなぜ眼を無理矢理速く動かしたり、理解が追いつかないような速いスピードで文章を読むのかというと、それは人間の「慣れ」というのは【外からの刺激を受ける→脳みそが慣れる】という風な順番になっているからです。無理矢理速く読むという行為を繰り返しているうちに、段々と少しずつその速さに眼が慣れ、脳みそが慣れ、文字や文章が速く読めるようになってくるというわけですね。
うーん...なかなか信じられないようですが、数値を見ると全員に効果が出てるのが明らかにわかるので驚きです。
やはり何かを始める前の準備であったり、ルーティーン、ウォーミングアップは大切なんですね。(ラグビー日本代表の五郎丸選手もキックの前にルーティーンをとっていましたね。)
勿論、「読書速度」だけ速くなったところで、文章が速く読めて長文が素早く理解できるようになるかというとそうではありません。 「読解速度」も同時に鍛えていかなければなりません。そしてこの「読解速度」を上げる中心的なトレーニングが「解くトレーニング」と呼ばれるものです。
この続きは「解くトレーニング」の話を織り交ぜながらしたいと思います。